巷で話題のリブラ。ついにFacebookが仮想通貨事業参入しましたね。
- 仮想通貨「リブラ」ってどんな用途?
- ブロックチェーンってなに?
って感じる方も多いのと思うので詳しく解説していきます。
リブラはFacebook独自の決済通貨
Facebookが独自に発行する仮想通貨のことで、利用者はアプリを通じて簡単に、しかも低コストで送金ができるようになります。
現在Facebook利用者は世界で23億人おり、この事業に参加する会社は30程に登り、幅広い場面で活用されることが期待されています。
「変動型」と「安定型」の二軸の側面を持つ仮想通貨において、このリブラという仮想通貨は安定型の通貨と言えるでしょう。
リブラの特徴はとにかく利便性がいい
リブラは、簡単な決済や送金を担うことができ、離れた友人に手軽に送金できます。
さらに手元に現金がない時でもコンビニで決済ができると言った「利便性」が大きな特徴。
先ほど触れた「変動型」「安定型」の仮想通貨においてリブラは安定型であるため、通貨を所持している間で通貨の価値が大きく変動する心配はありません。
よく知るビットコインなどの仮想通貨は二軸のうち変動型の通貨となるため、投機対象になることが多いですが、この安定型の通貨は実用性に長けている点、しっかり異なる通貨であると認識する必要があります。
リブラの場合、同額の主要通貨や国債、実在する複数の資産を担保することで、実在する通貨との交換レートを安定させています。
Facebook社は、一般大衆に対しての「利便性」をリブラに求めることで、日常的にFacebookの利用をしてもらい、ニーズを持たせる環境づくりをすることが一つの狙いとしてあると考察できます。
リブラの決済メリット
リブラはFacebookの提供しているメッセージアプリWhatsApp上で使えるように準備しており、スマホで、ほぼ誰にでも、メッセージを送るのと同じくらい簡単に、早く、低い手数料でリブラを送ることができるようになります。
また、支払いサービスのMastercardやVisa、PayPalといった大手や配車・宅配サービスのUber、宿泊施設の予約Booking.comといった企業がリブラのプロジェクトに携わっており、日常の多くの場面で、リブラを使った決済ができるようになります。
国内外で、会社の飲み会、友人との食事、旅行先での出費といった場面で、クレジットカードを出すような感覚で支払いにLibraが使えるようになる日は遠くないかもしれません。
セキュリティ面はどうなのか?
デジタル通貨に関する不安の一つにセキュリティ面がありますが、リブラは銀行やクレジットカード会社と同等の技術を採用する見込みです。
自動化された管理システムで詐欺行為を認知・防止し、利用者の口座に対して悪意のある第三者がアクセスして残高が影響を受けた場合はリブラの運営会社であるCalibraが返金を行い、スマホの紛失やパスワードを忘れた場合に備えて専用のオンラインサポートも準備されます。
プライバシー保護という面では、利用者の利用状況がFacebookや参画企業のターゲッティング広告に使われることはないとしており、5年以内には、誰もが取引履歴を確認できる仕組みを整え、公平性と透明性を提供される計画です。
まとめ|本格的な実用は2021年以降じゃないかな
リブラはまだ開発途中の仮想通貨であり、大きなインパクトを秘めた仮想通貨であると言えます。
しかしそれに伴い、セキュリティー問題やその他のインフラに対してのリカバリー、関税や、国家間の政治問題といったところにまで影響を及ぼしかねません。
リブラを始め、仮想通貨を取り巻く環境にまだまだ世の中全体が追いついていないことは事実でしょう。便利と良いを判断し、私たち自身今日の環境にうまく対応していく必要があるでしょうね。
テクノロジーの発展はワクワクします。リブラは引き続きチェックしていきたいですね。
関心があるははホワイトペーパーも目を通しておくとより理解が深まるはずです。