- ニューヨークって初めて行くけど、治安は安全なのかな?
- 現地で気をつけることがあれば実際に行った人に教えて欲しい
ぼくは24歳の時、1ヶ月マンハッタン、ブルックリンに滞在していましたが、とても魅力的な街でいい意味でカルチャーショックを受けたのを覚えています。
同時に、はじめてニューヨークは知らないことだらけで不安でいっぱいでした。
そこで今回、観光するにあたり注意する点や治安情報をお伝えしていきます。
ここさえ抑えておけば120%ニューヨークを満喫できることでしょう。
1.治安の悪いエリアと観光客が狙わやすい場所
ニューヨークの治安は1990年以降よくなっています。
しかし、まだ危ないエリアや観光客がカモにされやすい場所もけっこうあります。僕がメインで滞在していたマンハッタン内でもスリや変なビジネスをしている黒人がいました。
マンハッタン内で注意すべきエリアをまとめておきます。
ハーレム周辺
危険なイメージが強いけれど昼間はそこまで治安は悪くないです。125stから上に行くとちょっと危ない。
黒人が多い地域なので、狭い道や人が通りが少ない路地は入らない方がいいですね。あまり観光するところもありませんので。夜間は立ち寄らないことをおすすめします。
ダウンタウン(奥の方)
ダウンタウンは観光スポットや買い物するところも多いのですが奥の方に行くにつれて人も少なくなりスリなどの犯罪が多発しているスポットです。
この辺りを通るときは必要最低限のバックしか持たないようにしましょう。
JFK(ジョンエフケネディ)空港周辺
ニューヨークの窓口となる空港。
ここが1番危ないんじゃないかなぁ。観光客を狙ったぼったくりタクシーが待ち伏せていたり、やたらと声をかけてきてます。
法外な料金を請求されて払うまで降ろしてくれなかったり、荷物を返してくれなかったしたという話はよく聞きます。
タクシーはイエローキャブ以外は乗らない方がいいですね。
ヘルズキッチン
昔はギャングの溜まり場だったらしい…。
ミッドタウンから近くなのでそこまで恐がることは無いけど貴重品はあまり持たずに行くべきエリア。
夜のメトロ(地下鉄)
夜のメトロはちょっと乗るのが怖かった。
乗る場所にもよるけど、アル中の人や変なクスリを地下鉄の構内でやってる人もいて、ペンシルバニア駅は意外と多かった。
2.タクシーはイエローキャブが安心、乗り方のコツ
空港に着いてメインアクセスのひとつとなるタクシー。
UBER(ウーバー)かタクシーどちらかを使うことが圧倒的に多いしやはり便利です。
しかし、ニューヨークのJFK空港近くはぼったくりタクシーがウロウロしております。下手につかまされると高額な料金をふっかけられてしまいます。
くれぐれも白いタクシーや黒いタクシーは乗らずに、信頼できるイエローキャブを利用しましょう。
“安心と信頼のイエローキャブ”
イエローキャブはニューヨークの主要タクシーで、初乗りは2.5ドル。
タクシーに乗る前の注意事項としては3つ。
- メーターの確認をする
- 場所(ストリート、アベニューを伝えると分かりやすい)の料金がいくらなのか確認しておく
- 強気の姿勢を見せる←コレとても大事なこと
ニューヨーク、マンハッタンの地理は
ストリート(横)とアベニュー(縦)による碁盤目状になっていています。例えば45stとか、有名ですね。
タクシーでも『行きたい通り』を言えばだいたいわかってくれます。あとは最寄りの駅とかでも伝えやすいです。
目的地に着いたらメーター料金+チップ(15〜20%)も渡してあげましょう。
3.ニューヨークでのWi-Fiとスマホの設定を確認しよう
Wi-Fiの接続はセキュリティに注意
海外でネットができると便利だし安心します。しかし、残念ながら日本のポケットWi-Fは使うことができません。
空港で海外に対応しているWi-Fiをあらかじめ用意してから行きましょう。イモトのWi-fiはサクサク動いたのでおすすめです。
とは言っても、マンハッタン市内は無料Wi-Fiエリアが多くて基本どこでも繋ぐことができちゃいます。
ただ、セキュリティ面での心配があったので信用できるWi-Fiスポットで使用することをオススメします。
僕がよく使わせてもらっていた無料で繋げるWi-Fiは大きく3つ。
- ホテルやゲストハウスの部屋にあるWi-Fi
- スタバ、マックのWi-Fi(スタバめちゃ多いので助かる)
- 大きな施設の公開しているWi-Fi(セントレアパークとか)
スマホの設定は『機内モード』でOK
スマホで海外から日本へ電話をかけるとめちゃくちゃ高くつきます。国際電話をしているという認識を持っていた方がいいです。
そもそも日本の料金プラン適用外なので通話は控えた方がいいです。
びっくりしたんですが、発信ではなく着信電話をするだけで料金がかかってしまいました。
通話がなるべできないような設定をしておく。
僕はWi-Fi以外は特に使う予定がなかったので機内モードにしていました。
4.ニューヨークのチップの相場は15〜20%
日本だとレストランで食事をするとメニューの価格=支払う金額になっているんですが、ニューヨークはチップの習慣があります。
日本では全く考えられないんですが、ニューヨークでは、『チップはもらって当然!!!』というかチップをもらえる前提で従業員も働いています。
実際にレストランやベットメイキングの際に払わないと対応が悪くなったことがあったのでちょっとびっくりしましたが、調べてみてわかったのが、
ニューヨークのレストランやカフェで働いている人はそこまで給料が高くもらえているわけでもなくチップが収入源のひとつとなっている人も多いみたいです。
じゃあチップをどんだけ渡せばいいのか?
僕は気持ちでいいと思うんですが、これも基準というか最低限これだけ渡しておいた方がいいっていうのがあるのでこちらもまとめておきます。
・ベットメイク・・・1〜2ドル
・ドアマン・・・1〜2ドル
・カフェ、BAR・・・1〜2ドル
・タクシー・・・料金の15〜20%
僕の経験ですがチップを渡す量によって少なからず対応やサービスは変わるみたい。まぁそりゃ多くもらうといいサービスになりますよね。
・ファーストフード店(マックとか)
・スタバなどのカウンターでしかやりとりのない場所
・メトロ(地下鉄全域)
逆に上記のような場所はチップを払う必要がありません。路面店やメトロはチップはかかりません。
5.むやみにモノを受け取ってはいけない
ニューヨークの主要な観光地はやたらモノをあげようとしてくる外人が多いんですよ。
タイムズスクエアの45ストリートを歩いていたら、30代の黒人(自称ミュージシャンの卵)がフレンドリーに話しかけてきました。
※英語を翻訳するとこんな感じ
…ということが起きました。もちろんふざけんなぁーってなってCDはすぐに返却しました。しかもジャケット書いてあるサイン僕の名前っていう….。
タイムズスクエア周辺はこのように観光客を狙ったビジネスが流行っているみたいです。ホント気をつけましょう。
詐欺みたいな怪しい人も多いのでむやみにモノを受け取ったり、くれぐれも変なミッキーのぬいぐるみと写真をとったりしないようにしましょう。
※テンション上がってミッキーと写真を撮って20ドル持ってかれた人の例
気をつけるポイントさえ分かっていればマンハッタンは満喫できる
事前に気をつけるポイント、治安情報などが頭に入っていれば旅を満喫することができます。マンハッタンはやはり面白い。
対策をまとめておきますので、これから旅行に行かれる方は参考にしてみてください。
安全に旅を楽しむための対策
- ホテルは安全なエリアを拠点にする
- 荷物は最低限で観光に出かける
- 夜遅くに外に出歩かないようにする
- やたら声かけてくる外人は信用しない
以上がはじめてニューヨークへ行かれる方が抑えておくポイントのまとめになります。
治安の良くないエリアは初心者は行かないのが無難ですね。チップやタクシーの乗り方もあらかじめ覚えておくとあたふたせずに済みます。
マンハッタンは毎日が刺激的で時間を忘れるほど観光スポットがたっぷりあります。
ESTA(エスタ)の申請も忘れずに!
あなたのNY旅がより実りあるものになることを心から願っております。