ついに、シーランド公国の『男爵』になりました。
いやぁ〜、なりたかったんですよね。ぼくのやりたい事リスト100にも記載されてある夢のひとつが叶いました。嬉しい。
へっ?シーランド公国?爵位なんてかんたんにとれるのかよっ?って声が聞こえてくるので男爵の称号を手に入れたぼくが、爵位をとる方法を解説してきます。
特に日常はこれといって何も変わりませんが、気持ちの高揚を感じたいってあなたには必見です。
シーランド公国とは世界最小の国家(自称)
シーランド公国はイギリス南東部のサフォーク州の沖合いに浮かぶ世界最小の国。
なんと、テニスコートほどの面積しかない建造物が領土なんです。
もともと「マンセル要塞」と呼ばれ第二次世界大戦中、イギリスが作った防衛拠点のひとつ。
ちなみに国連には加盟しておらず、世界中で承認している国は一つとしてありません…。認められていないけど、国って公言しているのが実にクールですね。
驚くべきは国民の数。たった4人しか居ません。コンビニのフランチャイズと同じ、家族経営なのだろう。護衛兵は弟かな?強そうだ。
誰でも『爵位』になれます(金さえ払えば)
爵位はかんたんに説明すると、貴族の称号を序列化したもの。日本の昔の華族制度みたいな感じに近い。
ヨーロッパの貴族は五爵(ごしゃく)の階級にわかれていてランクが違います。
- 公爵
- 侯爵
- 伯爵
- 子爵
- 男爵
まぁ結論から言うと、誰でも爵位を手にすることは可能なのだ。….金さえ払えばねっ。
憧れの男爵になる方法
男性のロマンである爵位を手に入れる方法はとてもかんたん。ホームページから申込すれば手に入ります。金で変える爵位…。きっとシーランド公国のひとつのビジネスとなっているのだろう。そう考えるとなんか感情深い。
ジーランド公国の公式ホームページへアクセス
オンラインショップから購入できます。
オンラインショップを進みますと切手やコイン、マグカップまで商品がずらり。シーランド公国ブランド全開です。
いちばん上の項目が男爵になる証明書。
- 男爵・男爵夫人
- 伯爵・伯爵夫人
- 公爵・公爵夫人
- ソヴェリン騎士団に入団
爵位によって値段が変わるのでちょっと注意、伯爵は6万円。ひえぇ〜結構高い。
ちなみに男爵は1万ちょっとで購入できました。
「オプション選択」で入力欄は4つ。
- 称号名
- 領地は欲しいか?(追加で£20かかる)
- 名前の記入
- 購入数
領地をすごく推されます。が、まず行くことがないのでぼくには必要ありませんでした。テニスコート分の領地を購入して何に使うんだろう?もし買った方がいらっしゃったらこっそり教えてくださいね。
同じ称号を2枚も購入する人いるのか?セールス強めな印象だった。
後日、忘れた頃に郵送されてきます。オプションで名前の記入をしたらチープな額入れがついてきました。だいたい3〜4週間ほどかかるので気ままに待ちましょう。
爵位の称号はどんなメリットがあるの?
結論からいうと称号を得たメリットはツイッターのプロフィール欄に『男爵』と書けることくらい。
あとはほぼありません。日常がガラリと変わることもないです。自宅に飾っておくと「何これ?」って突っ込まれるのでたまにめんどくさくなります。
汎用性を求めちゃいけないけど『爵位』には漢のロマン的なものが詰まっている気がするような、しないような…。
興味があったらぜひ購入してみてくださいね。一緒に貴族ごっこやりましょう。