会社を辞めたいけど、不安。フリーランスでやっていけるかわからない。
何か新しいことを始めるときにリスクから考えてしまうことはよくあることです。
「失敗は恐い」から一歩ふみだせない。
鬼速PDCAに参考になったことを僕なりにまとめてみました。
Plan(計画)からDo(実行)をするまでの不安をなくす
ものごとがうまくいっていないときはPDCAサイクルがまわっていません。
D…Do(実行に移す)
C…Check(検証する)
A…Acton(改善する)
計画のフェーズではまず最終的に到達したい山頂を決める。これをしないと何もはじまらない。
たとえば「会社を辞めたい」というアクションを起こしたいひとは本来まわさなきゃいけない実行ができていない状況。「2ヶ月後の今日やめてフリーランスでやっている」くらい明確にPlanを立てることができればおのずと実行に移せています。
計画はPDCAの5割を占めているのでどこがボトルネックなのか?探すことでスムーズに動けるように整理をしてみましょう。
ものごとを慎重に考えることは大事なことですが実行に移すことができないままでいるのはもったいないこと。「失敗したら恐い」の思考の原因のほとんどが計画するときに防げることが多い。
1.計画の見える化をしてみよう
ひとりでやる場合はまずノートに書きましょう。文字化をすることでプランが明確になります。
チームで新しいプロジェクトをはじめる場合は必ずプロセスの共有をするようにしてきましょう。企画者と実行者にズレがあると実行するときイメージ通りにいかないことがものすごく多い。
1.解決する課題はなにか?テーマを決めましょう
たとえば「会社を辞めてフリーランスになりたい」
テーマはブレないようにひとつに絞るのがベスト!ただ会社を辞めたい。だと辞めてどうするのか?がよくわからないので必ず現状とゴール設定をしておきましょう。
もうひとつ、なんで行動に移したいのか?動機もはっきりさせておこう。
・人間関係でうまくいかない
・労働環境がよくない
・時間に縛られずに生きたい
・フリーランスで生計を立ててみたい
現状と向かう先を明確にしておくと実行して「あっやっぱり違った」となりにくいです。やってみないとわからない部分ももちろんありますがリスクはぐーんと減らすことができました。
2.やりたいことに対する問題をすべて書き出す
・仕事のスキルでの不安
・確定申告や税金面でわからないことが多い
3.問題の対策案を考えて仮説を立てる
対策案… 売上や顧客の見直しをしてみる
・仕事のスキルでの不安
対策案… 苦手なスキルの洗い出してみる、スキルアップするための投資をする
・確定申告や税金でわからないことが多い
対策案…税金の勉強をする、個人事業の知り合いに話を聞いてみる
問題がすべて洗い出せて解決案が出すことができたら仮説を立てて行きましょう。
仮説の精度を因数分解をして上げる
RPGにたとえるとわかりやすい。ゲームのクリアはラスボスの討伐。
しかしLv1ではまったく歯が立ちません…。じゃあクリアするために何が必要なのか?
狙ったものを正確に仕留める力です。
そのためにはレベルを上げたり仲間を集めたりめっちゃ強い武器を手に入れる必要があります。
解決する課題も同じで精度の因数分解をすることで狙ったゴール設定から外れにくくなります。
すごく参考になったのはロジックツリー。新しいことをはじめるときは今の現状と到達したい山頂を分解してみよう。僕はこれをやることで足りないものやボトルネックを発見することができました。
「ゴール」と「現状」を構成する因子をどんどんリストアップしていくことでより具体的に解決案を立てれる。
因数分解をするメリットは3つ。
- 課題の見落としが防げる
- ボトルネックの発見がかんたん
- PDCAを速く深く回すことができる
PDCAを確実に回したい!実行に移すことがうまくできないってひとは参考にしてみてはいかがでしょうか?