NSCの若手お笑い芸人へ向けた島田紳助さんの動画の中に「XとY」法則を呼ばれる一貫性のある公式があります。
売れ続ける芸人と一発屋で終わる芸人はどこが違うのか?かなりロジカルで「成功」のヒントが詰まっているのでぜひあなたのビジネスに置き換えて考えてみてほしい。
また、島田紳助著書、自己プロデュース力はかなり勉強になります。
X軸=「自分の能力」Y軸=「時代の流れ」
Xは自分のスキルや出来ること。
お笑いだとオチの中でどんな笑いが取れるか?というのを探すこところがこれに当てはまります。
対してYは時代の流れ、流動的なもの。
笑いはいつも変化してる。時代によって変わってきます。
さんまさん、紳助さんなどの常に「売れ続けている芸人」はこれが頭の中に入っていて、(Y)時代変化を研究し(X)自分を合わせています。
一方で売れない芸人は自分のスキルで笑いを取ろうとします。時代に合わせることができなければ売れ続けることは難しい。
「XとY」の公式は自分で作っていかなくてはいけません。この公式はおそらくどんな仕事にも当てはまるんじゃないかな。
「偶然ヒットした」は事故に過ぎない
お笑いで例えるならば「一発屋」
インパクトは大きいし、売れたときは爆発的に伸びるけど、売れ続けることができない「残念」なひと。
なぜならX(自分)に対してY(時代)がたまたまぶつかっただけだから。一時的にヒットしてもY(時代)は動くものなので必ずズレます。数年経つとやばいことになっています。
たまたまできたことなんて事故に近いものと理解しましょう。なぜ売れたか?を振り返り研究して、時代に合わせることの大切さが身にしみました。
売れ続ける人は常に時代の流れに自分を変えていける
なんでこのひとは売れ続けているんだろう?それは、じぶんを変えているから。
島田紳助さんは当時売れていた芸人の間の取り方、テンポ、オチのつけ方を徹底的に分析し過去30年分のお笑いを研究してどう変化していったかをずっと考えていたそうです。
時代は流動的でトレンドの移り変わりが激しい。どの分野でも成功しているひとは研究と仮説を怠らない。結果、過去からの学びを今に生かしています。
努力の方向性を間違えてはならない
意味なく500回素振りしたら腕太くなるだけやで。
『みんな素振りしてるから一所懸命やる。』そんな筋トレと一緒やねん練習にならん。
やっぱ意識して、500回のうち1回1回をイメージして。ピッチャーがおって、それが誰で、何球目で、どう投げるか、イメージをして、意識して、1回振るのを500回繰り返してる人間と、一生懸命早よやろうと500回振ってる人間は違う。
僕らの努力もそうなんですよ。どう意識をもって、どうやる事が効率的で努力なのかと。 引用 島田紳助
どこがゴールなのか?はっきり答えられないなら残念ですが、今取り組んでいる努力は方向性を見失っています。
意味の無い努力はただの作業になってしまう。
「XとY」の公式を当てはめてみる
島田紳助さんの書籍と動画を研究して、「XとY」公式を紐解いていきます。
- X(自分)のパターンを知る
- Y(時代)の分析と研究
- 取り組むことに悩みまくる
「これできる!俺と同じや!俺が友達を笑かしているパターンと同じや。」
1.X(じぶん)が似ている成功パターンを見つける。それがじぶんにできることが前提。
昔から売れてた人。その時、その時で売れていた人の話を全部聞け
2.Y(時代)の研究。どう変わって何が違うのか?聞けることをすべて聞く。
俺どうしよ?何をしよ?どんな笑い作ろ?
3.XとYがわかってはじめて悩むこと。
コツは悩んで悩んで悩んで飽きたらちょっと休んでまた悩みまくること。人の10000倍考える、やる。「成功のコツ」をZOZO前澤さんもツイートしております。
成功するコツ
自分が大好きで興味のある分野を見つける。
↓
その分野の中で誰もやっていない領域や方法を見つける。
↓
あとはとにかく考えまくる、やりまくる。人の10倍や100倍じゃダメ。人の1000倍とか10000倍考える、やる。このプロセスの一つでも抜け落ちると成功はできない。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年10月21日
公式の無い答えは二度と解けませんよね。XとY=じぶんがどういう形のものを作っていこうか?
参考にしてみてください。