地元を離れて誰もしらない場所で暮らしたことで得られるメリットが予想以上に多いことにやっと気がついた。
ぼくは10代で静岡県を離れて愛知県の専門学校へ行きました。誤解を招かないように言っておきますが地元はLOVEである。
故郷をはなれて就職や進学したいと考えているひとはこれから起こる出来事に不安と楽しみでいっぱいのはず。じぶんもそうでした。
断言します。10代で誰も知らない街での生活はほんとうに魅力に溢れている。
「新しい環境に馴染めるかな?」って不安は3日で消え去りました
だれもが新しい土地で思う心配ごと。「新しい環境でうまくやっていけるかなぁ?」
18歳で地元をはなれてまず思いました。結論から言うとよっぽど性格ブスでなければ3日でうち解けられます。職場や学校だとコミュニケーションとる場面が多いのでなんか話せばすぐ仲良くなれるので全く心配ないよ。
人間関係よりぼくは土地勘がないのでちょっと苦労しました。慣れてくると美味しいご飯屋とかけっこう発見できるので新鮮な気持ちで家の周辺をぐるぐる歩きまわってみるとおもしろいです。
地元をはなれて良かったメリットは下記の6つ。
- 今まで接点のなかった人との繋がりが増えた
- ひとの暖かさを感じれるようになる
- 居場所が2つになった
- 視野が広がった
- 自力でなんとかするマインドが身につく
- 家族の優しさに泣ける
ちょっと掘り下げて説明していきます。
今まで接点のなかった人との繋がりが増えた
地元のともだちといえば、だいたい同じ学校です。悪そうなやつ同士はだいたい友達です。
ちかい地域からコミュニティー内に集まっているのでどことなく雰囲気が似てます。
県外に出るといろんなエリアからごちゃ混ぜにくるのでとっても新鮮でした。価値観も違えば育った土地柄もさまざま。
「俺の育った場所ってくっそ狭かったんだ…。」ってなる。
その地域で流行ったよくわからん手遊びとかたくさん教えてもらいました。
ひとの暖かさを感じれるようになる
ひとりで生きていくのは正直、無理ゲーです。「誰の力も借りねーぞ!」て気持ちで意気揚々と地元を離れてみましたが初日から、引っ越しやら物件決めるやらで、詰んだ。ネコの手も借りたいくらいでした…。
些細なことでもひとの力を借りるときが増えていきます。
知らない土地でちょっとしたことでも助けてもらえると人の暖かさを素直に感じとれるようになります。ひねくれ者のぼくがまさにそうでした。
今、思い出すとよく同じアパートに住んでいたひとからおすそ分けをもらったりしてました。金欠で食べる物に困っていたのでホントありがたかった。だからこそ、今度なにかあったら助けてあげたいなぁと思えるようになった。
ひとの繋がりや暖かさを知れるのは地元を離れてみて感じたことのひとつ。この気持ちは、今後忘れることはないでしょうね。
居場所が2つになった
ぼくの場合は静岡と愛知の2拠点が居場所。これは地元をはなれてみないと実感がわからないですが戻れる居場所が2つあるってのはなかなか嬉しい。
新しく住んだ環境になれてくると地域のおもしろいスポットとか知れるから、帰省したときになぞの優越感があったなぁ。たとえるなら誰も知らない穴場の居酒屋を自分だけが知ってる感覚。
だから愛知に戻るときの楽しみも2倍になりました。
きっと多拠点で生活しているひとや海外に移住した方はこの自分だけが知っている謎の優越感がもっと広くて充実度も何倍になっているんだろうなぁ。あぁ羨ましい。
視野が広がった
居場所がガラリと変化すると当然つきあう人間関係も変わります。
ツルむひとで価値観や考え方も変わるのでまったく新しい出会いから「あぁーそんな考え方もあったんだ!」とおもしろい気づき得ることができます。
例えば、ふじりんごを食べていても「甘くて美味しい」って言うひともいれば「酸味があってジューシー」と感じるひともいます。同じものを食べても視点を変えれば意見が違うもんです。だったら、かけるメガネはたくさんあったほうがいい。
20代のうちにいろんなひとと出会い視野を広げれたことはぼくの財産のひとつ。
地元だいすきってひとも故郷を離れてみることは意義のあることだと言えるんじゃないかな。
自力でなんとかするマインドが身につく
自立心が強くなれたのは大きなメリット。地元をはなれていざ生活してみると自ら選択する量がめちゃ多くなります。
例えば、食事。今月はあと2,000円しか使えない状況なのになんか誘惑めっちゃ多くて外食してしまいそうになるとか。よくありました、100回くらい選択して半分くらい外食しました…。えぇ、その後ずっとはモヤシですよ。
まぁなんだかんだまわりが助けてくれたりするんだけど、家に帰ったあとや買い物などで選択するとき
「自分しっかりしようぜ!」
とスタンドが発症するので、なんとかするマインドがうまれます。社会に出ると、このスタンドは武器になりますね。だって、まわりは波紋しか使えないでしょうから。(ジョジョネタごめん)
家族の優しさに泣ける
地元を離れると、今まであたりまえにやってもらえたことがあたりまえじゃないことに気づける。
トイレ掃除や洗濯をひとりでやってて感じました。まじで実家ぐらしヘブン。家族愛、泣ける。
あと、めんどくさいこととかはすすんでやれるようになりました。サボり癖がなおった。やったね!
まとめ|故郷はなくならない、僕は若いうちに地元でたことは正解だったよ
10代で静岡をはなれて別のエリアで生活しはじめて早8年。いろんなドラマがありました。
環境の変化は当然ひと付き合いもガラリと一変するし、なじむまでちょっと大変だけど居場所が2ヶ所になって楽しみが増えました。
僕が感じたメリットをまとめると6つ。
- 今まで接点のなかった人との繋がりが増えた
- ひとの暖かさを感じれるようになる
- 居場所が2つになった
- 視野が広がった
- 自立心が身についた
- 家族のありがたみに気づけた
これから就職や進学で県外へ飛び出す方にちょっとでも参考になれれば嬉しいな。
最後までみて頂きありがとうございました。
追記|ひとり暮らしの参考になる記事はこちら
はじめてひとり暮らしをする方向けに物件選びのコツや初期費用についてまとめてあります。これから一人暮らしをされる方は合わせて参考にしてみてください。