日本でも感染者が増え続けており、他人事として捉えられなくなってきているコロナウイルス。
WHO(世界保健機関)も「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」という発表をし たことから、世界的な問題として取り上げられるようになりました。
「マスクで対策をしよう!」と思っても、マスクも品薄状態でなかなか手に入りません。ホント転売やめて欲しい…。
マスクに頼らずに予防するにはどうすれば良いのか?ちょっと僕なりに調べてみたところマスク以外でも感染率を低くする方法がいくつかありました。
今回は、新型コロナウイルスの予防法、感染時の対処法についてご紹介していきます。
コロナウィルスの感染経路は2つ
新型コロナウイルスの感染経路は、2つが考えられます。
- 飛沫感染
- 接触感染
「飛沫感染」・・・感染者の飛沫(咳、くしゃみ、唾など)と一緒にウイルスが一緒に放出され、周りの人がそれらを口や鼻から吸い込むことにより感染する
「接触感染」・・・感染者が咳やくしゃみをする際に口を抑えた手で、なんらかの場所に触
りそこを非感染者が触れることにより感染する
基本的に現時点で確認されている感染経路は上記の2つです。
人との接触もさることながら、飲食店のドアノブや通勤で使用する電車のドアノブあたりは特に注意が必要ですね。
コロナウィルスの入り口を意識して予防に取り組むことで、感染をあらかじめ予防することができます。
マスクがない場合でもできる対策
冒頭でもお話しした通り、現在店頭ではマスクが品切れ状態でありマスクをつけて予防する
ことが困難な状況となっています。
なのでマスクがなくてもできる予防は下記の5つが有効。
- 手洗いとアルコール消毒
- 普段の健康管理
- 加湿器などで適度な湿度を保つ
- 家の中を清掃する
- 人混みの多く密閉された空間を避ける
順番に解説していきます。
手洗いとアルコール消毒をセットでする
手洗いとアルコール消毒はかなり有効な予防法。
手の汚れが感染経路になっていることはとても多く、例えば通勤時の電車のつり革や手すりなど、外で接触して、うっかりそのまま食事などをしてしまうと接手から感染してしまいます。
さらに手についているウイルスが、家の中にまで広がってしまう危険性もあります。
それらを防ぐために手洗いとアルコール消毒は必ずしましょう。
石鹸での手洗いを行い、手洗いだけでは落としきれないウイルスをアルコール消毒を行うことで感染リスクをかなり減らすことができます。その証拠に最近では、飲食店の出入り口にアルコールを置いてあるお店がほとんど。
しっかり手洗いとアルコール消毒を行って感染防止に努めましょう。
普段の健康管理で免疫を下げない
予防対策として意外と忘れがちなのが、普段の健康管理。
マスクや手洗いなどに注意が行きがちですが、あなた自身の健康を保つことが重要です。
特に免疫力をアップさせることで、症状の重症化を抑えることもできます。
免疫力をアップさせるには、「食事」「睡眠」「運動」によって維持・向上させる
ことがでます。
たっぷり睡眠時間をとったり偏りの少ない食生活を普段から心掛けることで免疫力のアップにつながります。
50〜60%の適度な湿度を保つ
ウイルスは乾燥した空間を好む傾向にあります。
空気が乾燥していると、ウイルスはホコリと共に舞い上がり、人に感染しやすい。逆に加湿し水分量が多いと、ウイルスは浮遊することができず活性も低下するんですよね。
適度な湿度を保つことはコロナウイルスの他にも風邪予防やインフルエンザ予防にもつながります。
空気が乾燥してしまうと、喉の粘膜の防御機能も低下します。 そうするとせっかく手洗いやアルコール消毒など他の面では気をつけていても意味がなくなってしまいます。
乾燥しやすい室内などでは加湿器などを使い、部屋の湿度は50〜60%くらいの適度な湿度を保ちましょう。
4.家の中を清掃して除菌をする
当たり前ですが、家族や同居人内でもウイルス感染します。
家の中でもよく触れる場所は綺麗に清掃や除菌をしておきましょう。
例を挙げると、ドアノブやトイレなどの共用スペース。
共有部分に関しては、薄めた家庭用の塩素系漂白剤で拭いた後に水拭きなどすると良いでしょう。
注意点としては、「洗浄前のものを家族で共有しないようにする」という点です。
特にタオルなどは、トイレやキッチン、洗面所などで同じものを使用しないように心がけま
しょう。
まずは家族内での感染予防に心がけることで感染の拡大を抑えることができます。
5.密閉された空間、人混みを避ける
人混みの多い場所は避けましょう。特に密閉された空間は危ないです。
例えば、ジムや映画館、ライブ会場などは人が多くかつ換気されていないので感染リスクがかなり高まるでしょう。
さらにマスク不足が問題となっている今では、今まで以上により飛沫感染のリスクがあります。
とはいうものの、通勤で満員電車を使ったり買い物に出かけることはあるので外出しないのは不可能でしょう…。ちょっと時間帯をずらして行動するなどちょっとした工夫でも予防に繋がります。
そして、飛沫感染を防ぐためには感染者より1〜2メートル以上離れることも大切です。
できるだけ不特定多数の人と近距離で会わないように心掛けていきましょう。
家族(自分)が感染してしまったら?
ここまであなた自身がコロナウイルスにかからないための予防法や、それを広げないための対策を紹介してきました。
では、家族やあなたが感染してしまったらどうするべきなのか?
まず感染の疑いがある場合には、症状をしっかりと見極めることが大切です。
コロナウイルスの疑いのある症状としては以下の3つが挙げられます。
・風邪の症状や発熱が4日以上続く
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ (呼吸困難)がある場合
これらの症状が出たら最寄りの保健所にある「帰国者・接触者相談センター」へ相談するようにしましょう。
早期対策をする事で感染拡大を防止することができます。
マスクが無くても日々の意識で感染リスクは減ります
新型コロナウイルスに関する予防法について紹介しました。マスクが供給不足で不安になるでしょうが、日々の手洗いや健康管理で感染リスクは格段に下がります。
新型コロナウイルスは世界中で取り上げられている問題です。100年に一度クラスの大きな社会現象だと思ってます。
早期解決のためには、個人一人一人が対策をしていくことが大切です。
自分のため、周りの人のためにもできる限りの対策をして、感染拡大を最小限に抑えられる
ようにしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。