やりたいことが見つからない人へ|今日からできる見つけ方7選

「やりたいことが見つからない」「周りは夢中になれるものがあるのに、自分には何もない」。そんなふうに焦ってしまうこと、ありませんか?

でも安心してください。やりたいことは、頭の中で考えていても見つかりにくいものです。多くの場合、「探し方」を少し変えるだけで、ヒントは意外と身近なところから出てきます。

この記事では、やりたいことが見つからない原因と、今日からできる具体的な見つけ方7つを紹介します。

この記事のポイント

  • やりたいことは「考えて見つける」より「動いて見つける」もの
  • 過去の自分の行動や感情に、ヒントが隠れている
  • 最初から「一生の夢」を探さなくていい

やりたいことが見つからない3つの原因

窓辺で考える人

1. 「立派なもの」を探そうとしている

「仕事にできること」「人に誇れること」でなければいけない、と思い込んでいませんか? ハードルが高すぎると、小さな「好き」や「気になる」を見落としてしまいます。

2. 経験の数が少ない

人は、知らないものを好きになることはできません。やりたいことが見つからないのは、才能がないからではなく、まだ出会っていないだけということがほとんどです。

3. 他人の目を気にしすぎている

「こんなことをやりたいと言ったら笑われるかも」「お金にならないし…」と、自分の気持ちにブレーキをかけていることもあります。

やりたいことの見つけ方7選

ノートに書き出す

1. 子どもの頃に夢中だったことを思い出す

時間を忘れて没頭していた遊び、何度も読み返した本、つい話したくなる話題。損得を考えずに夢中になれたことには、あなたの本来の「好き」が表れています。

2. お金と時間が無限にあったら何をするか考える

制約をいったん外すと、本音が出やすくなります。出てきた答えの中に、今の生活でも小さく試せることが隠れていないか探してみましょう。

3. 「やりたくないこと」から考える

やりたいことが出てこないなら、逆に「絶対にやりたくないこと」を書き出してみましょう。「満員電車は嫌」「ずっと同じ作業は嫌」などがわかると、自分に合う方向が自然と見えてきます。

4. 嫉妬した瞬間をメモする

誰かをうらやましいと感じたとき、それは「自分もそうなりたい」という気持ちのサインかもしれません。嫉妬は、やりたいことを教えてくれる意外なヒントです。

5. 小さく試してみる

気になることがあったら、まずはお金と時間をあまりかけずに試してみましょう。1日体験、無料の講座、本を1冊読む、詳しい人に話を聞く。やってみて「違った」とわかるのも立派な前進です。

6. 人に「得意そうに見えること」を聞く

自分では当たり前すぎて気づかない強みを、周りの人は知っていることがあります。友人や家族に「私って何が得意そう?」と聞いてみると、思わぬヒントがもらえます。

7. やりたいことリストを書き出す

大きなことから小さなことまで、やってみたいことを思いつくままに書き出してみましょう。リストにすると、自分が何に惹かれるのか、傾向が見えてきます。

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やりたいことが見つかったら

見つかったやりたいことは、すぐに大きく始める必要はありません。

  • 今週中にできる小さな一歩を決める(本を買う、体験に申し込む、など)
  • 続けてみて楽しければ、少しずつ時間とお金をかける
  • 合わなければ、スパッとやめて次を試す

この「試す→続ける or やめる」を繰り返すうちに、好きなことはいつの間にか得意なことに変わっていきます。

状況別・やりたいことを見つけるヒント

道を歩く学生

学生の場合

時間が比較的自由に使える学生のうちは、とにかく経験の数を増やすのがおすすめです。アルバイト、サークル、ボランティア、短期留学、インターンなど、少しでも興味があるものには飛び込んでみましょう。合わなかった経験も、「自分に向いていないもの」を知る大切な材料になります。

社会人になったばかりの場合

仕事に慣れるのに精一杯で、やりたいことを考える余裕がない時期かもしれません。そんなときは、仕事の中で「楽しい」「得意かも」と感じた瞬間をメモしておきましょう。資料づくりが楽しい、人に説明するのが得意、といった気づきが、将来のやりたいことにつながることがあります。

今の仕事にモヤモヤしている場合

いきなり転職や退職を考える前に、仕事以外の時間で小さく試してみるのが安全です。副業や趣味、学び直しなど、今の生活を続けながらできることから始めましょう。

自分を知るための3つの質問ワーク

紙とペンを用意して、次の3つの質問に答えを書き出してみてください。1問につき5分、思いつくままに書くのがコツです。

  1. これまでで一番「楽しかった」「充実していた」時期はいつ?そのとき何をしていた?
  2. 人から感謝されたり、褒められたりしたのはどんなこと?
  3. お金をもらえなくても続けたいことは?
書き出した答えを見比べてみると、共通するキーワードが見つかることがあります。「人に教える」「ものをつくる」「新しい場所に行く」など、その共通点こそが、あなたのやりたいことの種です。

頭の中を書き出す方法は、ジャーナリングとしても知られています。気持ちの整理にも役立つので、習慣にしてみるのもおすすめです。

やりたいことを見つけるためのNG行動

  • 考えるだけで動かない:頭の中だけで答えを出そうとすると、同じところをぐるぐる回ってしまいます
  • 他人と比べて焦る:SNSで見る誰かの「やりたいこと」は、その人の答えです。あなたの答えとは違って当然です
  • 一度で正解を出そうとする:やりたいことは、試して、修正して、少しずつ形になっていくものです
  • 「向いていない」と早く決めつける:最初は誰でも下手です。少し続けてみないと、本当の面白さはわかりません

やりたいことを見つける日常の習慣

夜の街

やりたいことは、特別なイベントよりも、日々の小さな気づきの積み重ねから見つかることが多いです。次のような習慣を、生活の中に取り入れてみましょう。

ひとつ目は、「おっ」と思った瞬間をメモすることです。面白そうな記事、気になったお店、心が動いた言葉。理由はわからなくても、反応したものをスマホのメモに残していくと、1か月後には自分の興味の傾向が見えてきます。

ふたつ目は、いつもと違う選択をしてみることです。帰り道を変える、入ったことのないお店に行く、読んだことのないジャンルの本を手に取る。小さな変化でも、新しい出会いのきっかけになります。

みっつ目は、いろいろな人の話を聞くことです。自分とは違う仕事や生き方をしている人の話は、世界を広げてくれます。イベントやオンラインのコミュニティなど、普段は出会わない人と話せる場所に、たまには顔を出してみましょう。

よっつ目は、週に一度、自分と向き合う時間をつくることです。1週間を振り返って、楽しかったこと、モヤモヤしたことを書き出してみると、自分が本当に大切にしたいことが少しずつはっきりしてきます。

見つけたやりたいことを続けるコツ

せっかく見つけたやりたいことも、続かなければ形になりません。続けるためには、最初の目標をできるだけ小さくするのがコツです。「毎日1時間練習する」ではなく「毎日5分だけ触る」くらいから始めると、忙しい日でも続けられます。

また、仲間をつくるのも効果的です。同じことに取り組んでいる人とつながると、刺激をもらえるだけでなく、サボりにくくなります。進み具合をSNSやブログで発信するのもおすすめです。

やりたいことが見つかるまでの過ごし方

やりたいことが見つかるまでの時間は、決してムダではありません。むしろ、その時間の過ごし方が、見つかったあとの行動力を左右します。

まず大切なのは、今目の前にあることに、できる範囲で丁寧に取り組むことです。今の仕事や勉強が「本当にやりたいこと」ではなくても、そこで身につけたスキルや人とのつながりは、あとで必ず役に立ちます。やりたいことが見つかったときに、「あのとき身につけた力が活かせた」と感じる場面はたくさんあります。

次に、体力とお金の余裕をつくっておくことです。やりたいことが見つかっても、疲れ切っていたり、お金がまったくなかったりすると、なかなか一歩を踏み出せません。睡眠や運動で体を整え、少しずつ貯金をしておくことは、未来の挑戦への準備になります。

そして、焦らないことです。やりたいことは、ある日突然はっきり見えるというより、いろいろな経験を重ねるうちに、少しずつ輪郭が見えてくるものです。周りと比べて落ち込みそうになったら、「今は種をまいている時期」と考えて、自分のペースで進んでいきましょう。

やりたいことは変わってもいい

最後に、ひとつ覚えておいてほしいことがあります。それは、やりたいことは途中で変わってもいいということです。

一度「これがやりたい」と決めたら、ずっとそれを続けなければいけない、と思い込んでいる人は少なくありません。でも、経験を重ねれば興味が変わるのは自然なことです。20代で夢中になったことが、30代で別の形に変わることもあれば、まったく違う分野に惹かれることもあります。

大切なのは、そのときどきの自分の気持ちに正直でいることです。やりたいことが変わったら、それは成長した証拠。前にやっていたことの経験は、次のやりたいことにも必ず活きてきます。

「やりたいことが見つからない」と悩む時間も、いろいろなことを試して迷う時間も、すべてが自分を知るための大切なプロセスです。肩の力を抜いて、まずはひとつ、小さく試してみることから始めてみてください。

よくある質問

やりたいことがなくてもダメじゃない?

まったくダメではありません。やりたいことが明確な人のほうが少数派です。焦らず、いろいろなことに触れる期間だと考えましょう。

やりたいことが多すぎて選べないときは?

一番小さく、早く試せるものから始めるのがおすすめです。実際にやってみると、優先順位は自然と決まっていきます。

やりたいことと仕事は一致させるべき?

必ずしも一致させる必要はありません。仕事は生活の土台として続けながら、やりたいことは趣味や副業で楽しむ、という形も立派な選択肢です。

まとめ

  • やりたいことが見つからないのは、まだ出会っていないだけ
  • 過去の夢中、嫉妬、やりたくないことに、ヒントが隠れている
  • 考えるより、小さく試して確かめていく

まずは紙とペンを用意して、子どもの頃に夢中だったことを3つ書き出すところから始めてみてください。

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