旅人美容師Junさんのオンラインサロン「サロカリ」でフリーランス美容師の働き方についてBBQしながら話してきました。
買い出しから場所の提供までしてくださった、うっちー夫妻。
ほんといつもありがとうございます。
見ている景色って人によって180度違うしゴールもいく通りもある。でも、こうやってSNSで繋がった仲間とワイワイやれるのは気持ちいいなぁと感じました。
11人の方とオフラインで会話してそのとき思ったことと内容を書き留めておく。
次世代の働き方は老害をなくすこと
美容業界ってかなりスポコンなんですよね。朝から夜遅くまで働いて、休みの日は勉強会や外部の仕事。
働いている、頑張ってスキルを磨いていくのが美学って風潮はあまり共感が持てなかった。
みんないつ休んでるんだろう?ってずっと疑問でした。
人口減少でお客さんの母数が減っていく中で、ただ店のカリキュラムをこなすだけではもうファンはつかないでしょう。
貴重な時間をがんばっている感のために垂れ流すのは昔の話。それはただの老害。
トリッキーな発言かもしれませんが本当にそう思います。
じゃあこれからは何が重要になってくるのか?ひとりひとりのアーティスト性が必要だと考えています。
僕がお伝えできたことは2つ
- 分野と分野の組み合わせ
- 競合に負けない特化した商品
そこそこファンがついているけどフリー1本やってくのは難しいって人も多いし、
他の得意なこと✖️美容師を組み合わせるって形が理想的だと感じています。
たとえば普段は美容師として仕事をしながらクリエイティブな創作をSNSやブログで情報発信していく。
髪に繋がることじゃなくても絵が好きなら描いてドンドン発信していけばいいと思う。
動画が得意だったらyoutube、
書物で表現することが得意だったらtwitterやブログでの投稿する。
プラットフォームは無数にあります。何を表現していくのかはあなた次第。
パズルのようにはめ込んでいくことが今後の働き方を左右すると思う。
メニューはシンプルに特化していけばいい。
メンズスタイルが得意ならそれしか切らないアピールをすればいいし、人柄が売りならスタイリングの動画を来店後にLINEで送って家での再現しやすいフォローをする。
需要にたいして髪を切るひとが多い。今後はパイを取り合う構図が目に見えてわかります。
大量の血を流さずに戦うにはじぶんに適したステージに身を移すことがいいんじゃないかな。
払った代価は「肩書き」得たものは「大切な人と過ごす時間」
今後の将来に不安を感じているひとも中にはいました。めっちゃわかりました。
この先は今よりも選ぶ基準がものすごく多くなっていく。そして、大なり小なり何かを得るには代償を払わなきゃいけない。
今のステージを選んで失ったものは「肩書き」なんだと思う。なんとなく直感でわかる。でもこの選択は間違っていない。
なぜなら家族や仲間と会える状態をつくれたから。得られたものは非常に大きい。
じぶんの求めていたことは「大切なひとと過ごせる時間」があって好きな美容師をやれるってこと。
今後もそのスタンスは揺るがないだろう。働き方ってよりもじぶんの在り方ですね。おしまい。