「美容師なんですか?今度、タダで髪を染めてよ、モデルとして使っていいからさ。」
「こういうデザインの名刺を作りたいんだけど、友達価格で作ってくれない。」
「仕事で、〜な人探してるんですが、居たら紹介してくださいよ。」
…いや。こんな頼まれごとをしたことはありませんか?
あなたの周りにもよくいるクレクレ星人のお話。
手に職やスキルをもつひとが頼まれごとをされることは多い。例えば、Webデザイナーさん、プログラマーさん、美容師さんあたりは一度は無理なお願いをされた事はあるのではなでしょうか?
マジで鬱陶しいくないですか?
ホントになんなんでしょうね?こういう人たちの神経をとても疑ってしまいます。
じぶんのスキルを磨く為に日頃から努力をしている方は多いはず。僕の場合は髪を切れるようになるまで3年かかりましたからね。
常に情報を発信したり知識のあるひとも、毎日リサーチしたり勉強を欠かさずしているもの。
まずはそのひとが莫大な時間を投資していることをを読み取れるようになってほしいものですね。ぷんぷん。
無駄なエネルギーを消耗しないために、クレクレ星人の特徴と対処法をまとめてみました。
クレクレ星人の主な特徴
1. あたかも仲の良い友達じゃん!の雰囲気を醸し出すのが上手い。
利用目的で近づいてくる人に一貫して言えるのは、最初の印象が良い。
一瞬そんなふうに錯覚しますが、冷静になるとたいして仲良くなかったなんてことが多いです。
あたかもフレンドリーな距離感でよってきて、クレクレ攻撃をかます。カオス。
2.人の気持ちを理解しない。じぶん中心で地球は動いている
なにを差し置いてもまず、じぶんが1番。わたし可愛い。
それゆえ人の気持ちだったり、その人の努力やなんで頑張っているかなんて全く興味がない、そんなことよりわたしのメリットが優先。
くれくれ星人は地球が回る原理を知らない。じぶんを中心に地球が、周りが動いていると本気で思っているからやっかいなんだ。
3.利用したらもういいや、バイバイ。
友達価格という謎の料金体制でサービスを受け、しかも
「そういえばコレもやってもらいたいんだけどいいかな?」などの追加でサービスを要求、
そして「あー助かったよ!そんじゃぁ!」そんで終わり。
自分に興味の無い内容になると知らんぷり、脳内シャットダウンが始まります。そして、また何かして欲しいときだけに連絡がきて、利用するだけしてまたさいなら。
別に何か見返りを求めている訳ではないんですが、都合が良いというか薄っぺらいというか。
くれくれ星人の対処法
1.適度な距離感を保つこと
関わらないことに越したことはない。けれども組織に属していると必ず潜んでいます。めんどくさいこと巻き込まれる前に距離をおきましょう。
適度な距離をキープしよう。
2.図々しいおねだりはNO!と言おう
はっきり断りましょう。一度おねだりを聞いてしまうと呪文のようにおねだりしてきます。
「無理なお願い」は調子に乗らせないようにはっきりとお断りしましょう。
3.アンチと化した場合は放っておこう
断ると「キーッむかつく。」となります。中にはディスる人もいました。
こんなときは放っておきましょ。悪口言わせとけばいいんですよ。
そもそもそんなくれくれ星人なんか関わらない方が将来的に平穏に暮らせます。
この記事を書いたもう一つの理由
「別にいいじゃん、ケチくさいなぁ。」と思うひともいるでしょう。まぁそれはそれでいいんです。
けれどもぼくの場合、美容師としてお客様に対してカットで5000円の料金を支払っていただいています。それが高いか安いかは知りませんが、それでも来店されて喜んでいただいています。
それがじぶんのやってきた、続けてきた価値としていただいています。
だからこそ、基準をわざわざ下げてまでやる必要は無いし、むしろ他のお客様の失礼に当たると思ったので書きました。
だからよぉ
なれなれしく「タダでやってよ」とか言うなよ!
クレクレ星人と実際に話をして気付きました。やはりひとはなかなか根底の部分は変わらない気がします。というかひとを変えることに労力を使うくらいであればじぶんの捉え方を変えたほうが早い。
そして、ぼく自身そうみられることのないように半分は戒めとしてじぶんに向けて書いてみました。
与えてもらうことに慣れないようしよう..。そう改めて感じました。クレクレ星人よ、サンキュー